Arun's note

子供服を中心としたソーイングライフログ

くるみボタン 比較&コツ

【くるみボタンの種類】

くるみスナップ、フラットなハトメボタン、ソースルー、等 加工を依頼 すればバリエーションが広がりますが、今回は自作キットが手軽に入手できるタイプについて。

押し込むタイプ : ハンマーいらずで静か プラスチックホルダー×アルミ金具
カバード釦 (サンコッコー/清原) : 、日本製、足しっかり目 : 使い方&詳細画像
├ ミラクルボタン (ゴンドラ商事) : 米国製、足細長(弱い?) : 使い方&詳細画像
インクジェットプリンタ用 手作りボタンキット (サンワサプライ) : ミラクルボタンタイプ

打ち込むタイプ : 押し込むタイプより簡単にしっかり包むことができます
├ (五百番スナップ本舗/石崎プレス)
│  ├ ホームツツミボタン : 家庭用、プラスチック製打ち具 : 詳細(動画あり)
│  └ クロスシー/ハイクロスシー : 職業用、ステンレス製打ち具(高価)、ボタン単価安
└ (ゴンドラ商事)
   └ ミンク : 裏側がシンプル → クロスシーとの比較画像、その他情報満載ページ

ぐしぬいタイプ
├ ポッポクルミ、他 : プラスチック製、くるまれるパーツのみ、和装/アップリケの装飾などに
くるみボタン (クロバー) : ポリアミド製、足小さめ、服向き、丈夫、厚地不可 : 使い方

選択のポイントのひとつに、裏側のつくり、があるかと思います。ミラクルボタンやミンクは足が細めでペンチなどでも簡単にはずせるらしく、ヘアクリップなどにつける場合扱いやすそうです。カバード釦やクロスシーは穴があるので、ヘアゴムなどを通しやすいです。クロバーのプラスチック製くるみボタンは糸穴が小さいので洋服向きでしょうか。プラスチック製なのでつぶれにくい、布が擦れて切れたりしにくい、色がナチュラルなので透けても違和感少ない、金属アレルギー対応、といった利点も。
ホームツツミボタンの打ち具はクロスシーやミンクにも(サイズによっては/自己責任のもと)流用可らしいので、今後くるみボタンをたくさんつくる機会があれば「ホームツツミボタン×クロスシー」を試したいです。

AZ-NET では 取り扱い各種あります
くるみボタン 各種

【くるみボタン コツ】

くるみボタン初心者の私ですが、「ハンマーで打たなくてよい、ボタン単価がお手頃、ヘアゴムをつくりたい」という理由から、まずは サンコッコーのカバード釦 を購入し、ネット検索しながらきれいに仕上がるコツを探ってみました。
使用している生地は Liberty のタナローンです。薄手ですがハリがありほつれにくくボタン作りに向いている気がします。今回は薄手の芯を貼り、キルト芯を挟み、ボンドには フィットボンド を使用しました。

カバード釦 コツ
布の選択 : 薄すぎず、厚すぎず、薄い場合2重にするか接着芯を貼る
位置決定 : 柄の上下左右がずれないように 消えるペン などで印を入れておく
ふっくら : キルト芯 を挟んでふっくらきれいな仕上がりに
シワ回避 : 最初に押し込む時しっかり ピンセットなどで中心にひっぱりながら整える
外れ難く : 裏側のボタンを押しこむ前に ボンド を薄く塗る


【くるみボタンのヘアアクセサリ】

ボタンの裏側にある足をペンチ等でカットし、台付ピンへボンド等で接着すればオリジナルのヘアピン(ぱっちんどめ)になります。ボタンの足をそのままに、ゴムを通せばヘアゴム(ポニー)に。服を縫ったあとのハギレでつくれば服とお揃いのヘアアクセサリになります。

制作例その2 (当ブログ内)
■ 布でくるむヘアピンについては こちらです


しずく玉セット2.2mm×5mパッチンどめ 5cm幅×10個ヘアピン 48mm×10個
花カップゴムウーリーゴム台付パッチン台付ヘアピン
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スティックのりで仮固定

ヘム(袖口や裾などの折りしろ)処理、あれこれ試しながら未だ決定打にいきついていません。簡単に、美しく、着心地の良いカットソーを仕上げる方法はあるのでしょうか。家庭用ミシン使用で。

「簡単に」・・・縫製前段階の手間をなるべく減らしたい
「美しく」・・・縫製時の縫いずれ、縫い目のみだれ、縫い伸びを回避したい
「着心地」・・・縫製後のツレ、糸切れをなくし生地本来の伸縮性能を生かしたい

【しつけ】 は結構有効なのですが、しつけをかけるのも後で糸を抜くのも時間をとられる作業です。ミシンの下糸などに使える熱接着糸の メルター水溶性縫い糸 を活用すればそのあたり解消されるでしょうか。実験してみたい課題です。

【アイロン接着テープ】 は割と手軽に使え、くもの巣タイプの ダイナックテープバイリーンMF 等活躍していますが、接着部に多少固さが残る気がします。アイロン接着後洗い流せる(水溶性の)製品があると理想的なのですが(海外製品だと Soluweb あたり? ← 本来は刺しゅう用)。

そこで、今回試してみたのが 【スティックのり(水溶性)】 です。

ヘムの処理(スティックのり)
  • 縫代をアイロンで折り上げておく

  • スティックのりを折り代部分に塗り指でしっかり押さえて接着

  • ドライアイロンでやさしくプレス(のりを乾かすため)

  • ステッチを入れて、完了!

はじめこのTIPSを海外サイトで見たときはお手軽すぎて違和感?罪悪感?を感じましたが、調べてみると大手のプリットやスコッチなどは用途に「 fabric (布)」と明記されていますし、どちらも「 Non-toxic and washable (無公害性&水溶性)」です。

伸縮するステッチを使用すれば(のりは洗い流せるので)生地本来の伸縮性を生かすことができます。のりに生地のケバケバがついてしまうのが難点と言えば難点・・・また、きれいに接着するには少しコツが必要かもしれません(アイロン接着テープと比較して)。でもなにぶん「のり」なので気軽です。
    アップリケやバイアステープの仮固定などにも応用できるでしょうか

【スティックのり オフィシャルサイト】

日本語のページでは明記されていませんが、問い合わせたところ
本国と同等に「無害」や「水溶」といった品質をもっているそうです。

■ プリット(コクヨ)
日本 / 英語 / 楽天ショップスティックのり

■ スコッチ(スリーエム)
日本 / 英語 / 楽天ショップ

わざわざ(?)文具用のスティックのりを使わなくても布専用もあります
Busy Bee / カントリーママ / クロバー / ミアンミアン(ペンタイプ)
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紅茶染/ワイン染/マテ茶染

 紅茶染/ワイン染/マテ茶染突如「染め」欲が高まり、紅茶染、ワイン染、マテ茶染…と挑戦しました。画像上段が使用したマテ茶のパッケージ、茶葉、煮出した状態、です。右下、真白なコットンをマテ茶染めし、やや緑っぽい生成りのような薄ベージュのような色になりました。下段左はナカムラで購入したモチーフをワイン染したもの。下段中央はpeu connuのおまかせセットにあったコットンドビーを紅茶染→マテ茶染したものです。ピンクといってもクールなピンクでいかにもワイシャツ生地、だったのですが、染めたことで暖かみのあるサーモンピンクになりました。
この布は kanon の 『女の子のお洋服』 「i.ノースリーブワンピース」 になる予定です(AMAZONの「なか見!検索」で見られる 目次ページ に着用画像があります)。こちらの本の続編が3月下旬発売予定となっています。前作はわりと春夏っぽい雰囲気でしたが、今回はオールシーズン対応のようです。どちらの本にも大人用パターンが2点(M/Lサイズ)あるのが嬉しいところ。子供服は90~130サイズ。現在予約受付中です(早速注文しました!) → 『女の子のおしゃれ服』 (ダックブルーのプルオーバー+ベージュのハーフパンツがツボでした…)

【覚書:紅茶染】
染めるものを洗い、汚れや洗剤(柔軟剤)を十分にとりのぞく
 └ ポリエステルなどは染まりにくいので綿100%の生地が望ましい

染料が全体に均等に行き渡るよう、ぬるま湯につけておく
 └ よく染めるために豆乳などにつけるのもよい

大きめの鍋にたっぷり湯をわかし、紅茶葉を煮出し、液を漉す
 └ 茶葉が残っていると染めムラの原因となる

染めるものを軽くしぼり、皺をのばしてから投入、適宜混ぜながら冷めるまで放置

放置中に本染め用の液をつくる、液を濃し、塩を投入、よく溶かす
 ├ 玉ネギの皮を一緒に煮出すと黄色みが加わり軽い色に仕上がる
 └ 塩は色止め用(ミョウバンやお酢、鉄なども同様の役割を果たす)

染めるものをしぼらずに投入、かき回しながら数分~10分程度弱火で煮る

火を止め、液が冷めるまで放置(途中適宜攪拌)

しっかりすすぎ、乾かし(陰干し)、アイロン等で仕上げる
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ステッチ装飾 (ヘムステッチ/ピコット/巻きロック風レタスエッジ)

2008.7.6.現在「当ブログ内作例」は旧ブログへのリンクとなっています

ヘムステッチ【ヘムステッチ】
布の織糸を抜き、糸でかがりながら透かし模様をつくっていくヘムステッチはドロンワークのひとつです。ベッドリネンやテーブルクロスなどで見かける装飾ですが、衣類にも応用できそうです。実際、OTTOBREでも裾に2列のヘムステッチを刺してあるピンクリネンパンツを見かけました。ブラウスやスモックの袖口などに刺しても面白いかもしれません。リネンで洋服を縫う機会があれば試してみたいです。
■ 当ブログ内作例 → リネンのキッチンクロス 
MANI DI FATA (イタリアの手芸雑誌)
   └ LADDER HEMSTITCH (両ヘムステッチ)、 TRELLIS STITCH (山路かがり)

ピコット【ピコット:ハンドステッチ】
バックステッチを刺し、ステッチにそって布を折ると、ステッチの糸がピコットのように見えます[画像右上]。バックステッチではなくバリオンステッチを刺すともっとはっきりしたピコットになります[画像右下]。いずれにせよ、長い距離を刺すのは大変です。襟の端などに刺せたらかわいいかとも思うのですが。
■ 当ブログ内作例 → ダブルガーゼクールワイドパンツのポケット口
■ 戸塚刺しゅう研究所 : バリオン・ステッチ (バラの刺繍などに使われるステッチです)
Sabo-StitchTIPS (バックステッチのピコット)
■ 『大塚あや子のステッチワールド』 from 文化出版社

【ピコット:家庭用ミシンでピコ風端始末】
ニットの伸縮するという性質を生かすとミシンでもピコ風のものがつくれないかと実験しました。使用したステッチは「たちめかがり(断ち目かがり)[画像左上]。二つ折りにした生地の折り山部分を布端とし、そのギリギリ外側に針落ち位置がくるよう注意しながら生地を少し引っ張り気味に縫いました。糸調子やウーリー糸の使用などでもう少しピコ具合を増やせるかもしれません。今後機会があれば実験してみます。
■ 当ブログ内作例 → カットソーの袖口&襟端に

【レタスエッジ:家庭用ミシンで巻きロック風端始末】
上記ピコットと同様にニット生地を折り、その山部分に細かいジグザグステッチをかけると巻きロックのようにヒラヒラします[画像左下]。山部分を処理するので端処理としての性質は不要なため、巻きロックほど針目を細かくする必要がありません。作例で使用している糸は普通のミシン糸(ポリエステルスパンの60番)です。生地に合う色のウーリー糸がないときなど重宝する方法かも、とひそかに期待しています。
フライスやスムースなどほつれない生地の場合、できあがり線に1cmの縫代を追加し、縫代を折り、できあがり線にそってジグザグステッチをかけ、余った縫い代をカットすることで袖口や裾をレタスエッジにすることが可能かと思います。
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上送り押さえ (キルティングメイト/ウォーキングフット/送りジョーズ)

上送り押え 動き 図解上送り押さえというと、キルティング用、とうたわれていることが多いのですが、たまに「家庭用ニットソーイングにも有効」という情報を目にするので、半信半疑ながら購入してみました。結論から言うと、かなり有効です。一般的な押さえと異なり、針の上下(=下送り歯)と連動し、布を挟んだ状態で布送りをするので、キルティング以外でも縫いずれしやすい布(ニット、ダブルガーゼ、ベルベット、薄物)や貼りつきやすい布(ビニールクロス、皮革)等の縫いずれ、縫いじわ、を防止する効果があるようです。

上送り押えの例:


針、上送り押え、ミシンの送り歯、の動きは上図のようになっています。
動くGIFはこちら
針が上がると同時に布送りツメが下がり布を上下から挟みこむ
→ ミシンの送り歯と連動し布を(挟んだまま)先へ送る
→ 針が下がると同時に布送りツメがリリースされる(=布から離れ元位置に戻る)


ニットソーイングに使用し、すばらしい!と感動しましたが、難点(弱点?)もあります。
  • 使えるステッチが限られる:直線、ジグザグはOKですがボタンホール、ファスナーつけ、飾り縫いなどはNG

  • 針位置が限定される:ネジ棒にとりつけた作動レバーがぶつかるため右方向の移動幅が限られる

  • スピードが遅い:中速(60%程度)で、と推奨されています

  • 段差に弱い:ネジ棒下部の四角い送りツメが段差にひっかかることがあります

  • 作動音が大きい、取付が少々面倒、価格が他の押さえ類と比較すると高目、等


【参考URL】
■ オーチョーミシン:各メーカー上送り装置一覧
■ しもだミシン:ウォーキングフットの取り付け方、試し縫い動画
■ 楽天ショップ キルティングメイト
   ├ 手芸の山久キルティングメイト/ローシャンク家庭用
   ├ HAND WORK とりい洋裁用具/用品カテゴリ
   ├ ミシン王国ブラザー>パッチワークキルト用押え
   ├ ミシンのオズ送りジョーズ
   └ Az-net(アズネット手芸)

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ゴムカタン糸でシャーリング

ゴムシャーリング
【ゴムシャーリングについて覚書】

■ 下糸にはゴムカタン糸を、上糸には60~30番のポリエステルミシン糸(シャッペスパン)やレジロン等を使用

■ ボビンに捲くときは8割程度のばしながら8分目くらいまでにする

■ 針のサイズは上糸に合せる

■ 縫製後のアイロンやスチームは避けた方が無難

■ 糸調子はボビンケースのねじで調整
├ ケースのない水平釜のミシンは不向き ← でもできました
└ ネジを右にまわす=ゴムがきつくなる=ギャザー量増える

■ ギャザーが並ぶ場合交互に逆方向から縫う
└ ギャザーのねじれを防ぐため
     →→→→→→→→
     ←←←←←←←←
     →→→→→→→→

■ 縫い始めと縫い終わりは糸を長めに残し、ギャザーを整えてから上下糸を裏側で結ぶ
├ ミシンの自動糸切り機能は使わない
├ ミシンによっては返し縫いできる場合もある
└ 縫代にかかる場合はそのまま縫いとめても


【ゴムカタン糸】
右端は「シャーリングテープ」、平ゴムのようにたたきつけるタイプ。半透明で透けにくいので薄手生地にも。下糸にゴムカタン糸を用いてうまく縫えない生地やミシンに。

金天馬ゴムカタンゴムカタン糸エクステ用シャーリングテープ
金天馬 色々お試し価格耐性UP半透明







【2008.08.25.追記】
かわいい画像つきの解説PDFをみつけました。英語で表記されています。


Portabellopixie > Shir Madness (PDFファイル)

Step1:ゴムカタン糸を手でボビンに巻く。このときにゴムをのばさないように気をつける。いつもと同じようにボビンをセットする。

Step2:ハギレで試し縫いをし、糸調子をみる。生地を元の長さまでひっぱることができなければゴムの調子が強すぎ。[画像-正しい糸調子(生地裏)]

Step3:できるかぎり三つ折り等の端処理は済ませておく。生地に線を引いてもいいけれど、押さえをガイドに縫う方法もおすすめ。糸端は後で結ぶために長めに残しておく。縫い始めは数針返し縫い。

Step4:Step3で長めに残した糸端を縫いこまないように気をつけながら縫い始め位置までまでステッチ、最後数針返し縫い、糸端を長く残してカット。(arun注-ここではドレスの身頃を縫っていて既に脇縫いが終了し生地が輪になっています)

Step5:長く残した糸端を2~3回結び、余った部分をカット。

Step6:先に縫ったステッチをガイドに次の列を、生地をひっぱりギャザーを伸ばしながら縫う。

Step7:以上を必要なだけ繰り返す。ゴムカタン糸にアイロンスチームをあて(スチームだけ。アイロンを糸に触れさせない)シャーリングをきゅっとさせ、整える。


ボビンに巻くとき伸ばさない、最初と最後の返し縫い、スチームでシャーリングを整える、等、機会があれば試してみたいと思います。

ゴムカタン糸の端を結ぶ場合、洗濯を繰り返すとほつれてくることがあるようです。そんなときは固結びの最初に糸を交差させるとき、ぐるっと巻きつけるようにする外科結びを試してみてください。


【2008.12.01.追記】
シャーリングの縫い始めと縫い終わりの処理について 解説図 つくりました。
実践作品は こちらのサンドレス です。
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ダブルニードル(二本針)で裾/袖口処理

ダブルニードル(二本針)
 └ 関連エントリ:飾り縫い(ファゴティング)で端始末

裾や袖口などのダブルステッチ用にダブルニードル/2本針(※1)を購入しました。シュメッツの4mmピッチ、太さ#80(#12相当)、型番「130/705H ZWI 4,0/80」です。楽天ショップのタカトミにて取扱がありました。私の使っているミシンの場合、ジグザグステッチの最大振り幅が5.0mmなので、その幅におさまるピッチでなるべく幅広のもの、ということで4mmピッチを選びました(※2)。

ダブルニードル ステッチ例2本の上糸は、1本ずつ手順どおりに糸かけし、それぞれの針穴に通します。1本目は通常通りミシンにセット、2本目は糸立てをミシン背後に置きました(※3)。針が針板にあたらないよう横位置を調整し、直線縫いでステッチをかけると、画像の通りダブルステッチになります。裏側はジグザグです。糸調子を調節しても下糸が強く、平行するステッチどうしが引き寄せられステッチ間が盛り上がってしまうのが気になりました。私のミシンの限界なのか、工夫により解消できる現象なのか、もう少し研究してみます。

(※1)パッケージには「ツインニードル(Twin needle)」とありますが、GOOGLEで検索してみると「ダブル(double)」と言うケースが多いようです。

(※2)後から調べたところ、幅について、用途別に以下のバリエーションがあるようです。下糸がひっぱられる現象を思うと3mmくらいがいいのかもしれません。

 1.6mm & 2.0mm - ピンタック、薄手生地
 2.5mm & 3.0mm - 裾始末、ピンタック
 4.0mm - 裾始末(飾り縫い)
 6.0mm - 刺繍、バイアス(バインディング)
 8.0mm - 刺繍、キルティング

(※3)糸立ては「糸屋さんボビン」金属製のものを購入しました。こちらを使い始める前は、ロック用の糸を家庭用ミシンで使う時など、糸管を床に置き、ミシンのボビン巻き軸にマグネット定規をつけ、定規の腕部分に糸をかけることで糸立ての代用としていました。


シュメッツ二本針   ■ こちらで購入しました ■ 

   takatomi (孝富)


   シュメッツ 2本針 ピッチ各種あります
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糸の保管・布の管理

糸と布の保管&管理【糸の保管】
  └ 関連エントリ:ロックミシン用糸の揃え方

33x33x16cmの箱に、ロック用も手縫い用も家庭用ミシン糸も全部まとめて入れています。一応この箱以上は増やさないつもりでいますが、最近フタを閉められない状態になってしまいました。

こちらで購入する家庭用ミシン糸は糸管が細めの省スペース設計[画像右上]。使い終わったものはとっておき、ロックミシンの針糸用に工業用糸から小分けする際活用しています。

小分けの方法
家庭用ミシンの下糸を捲く軸にボビンキャッチャーの細い方をはめ、反対側に糸管を差し込み、通常ボビンに捲くときと同じように糸をセットし、人さし指を糸の下に添え上下させることで糸の位置を調整しながら捲いていきます[画像左下]。


【布の管理】

在庫布について記憶に頼るだけでは把握しきれないので、一覧表を作成しています[画像右下]。ブログ更新時はもとより、布選定時にも参照するので布の画像も一緒にプリントしておきます。一覧表の項目は「購入した日時、ショップ名、布の名前、価格、布幅、購入幅、素材、ショップコメントの抜粋、購入時の使用目的」など。一覧表作成作業を容易にするため、購入時に必要事項はショップのページからローカル(自分のパソコン内)に保存しておきます。面倒でもありますが、一覧を眺めること自体が趣味のようなものなので、今のところ続いています。

先日 Polka Drops さんのブログ生地を購入すると最初に10cm角くらいの生地サンプルをカットしまとめて保管するというような内容の記事を拝見しました。いいかも!と思いつつ、中々購入してすぐにカット、という作業ができないので、まずは10cm角をとれそうなハギレが出たときにジップロックへ放り込むことにしました。こんな半端なことをして、役立つのか不明ですが・・・
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リングスナップの取付 (マルチプライヤー)

マルチプライヤーリングスナップの取付には打ち具&トンカチの使用が簡単確実・・・と思っていたのですが、 ism さんや Lovable さんのスナップボタンを使うようになってからは、叩くと傷が付いてしまうので、対策が必要となりました。

ゴムつきハンマーで打つといい、と聞いたことがありますが、この方法はまだ試していません。ハンマーは100円ショップでも購入可能だそうです。

打ち具&トンカチの利点「金具のかみ合わせがずれにくいので失敗が少ない」「取付位置を合わせやすい」を継承しつつ、傷のつかないマルチプライヤーを利用する方法ということで、現在は以下のようにスナップを取り付けることが多いです。

  1. 「ツメ」パーツを配置(目打ちなどを使いしっかりツメを出す)
    画像オレンジの点は取付位置の目印です

  2. ツメの上に「バネ/ゲンコ」パーツをそっと置く
    (ここまでは打ち具での取り付け方と同じ)

  3. プライヤのゴムははずしておく

  4. プラスチックホルダー(グリーン)側にバネ/ゲンコ、メタルホルダー側にツメ/ボタンをのせ(はめるというより[置く]に近い感覚です)プライヤをしっかりにぎる
    傷つきそうなボタンの場合、メタルホルダー側にフエルトの切れ端等当て布を挟んでクッションにするといいです


【以上、スナップ&プライヤ関係の用語は 本体パッケージ説明箇所を参考にしました】


マルチプライヤー(楽天最安値?)の他、スナップ、リベット、
アイロンプリント、ロット&タックボタンもあります [ism]

スナップ&副資材 ism [楽天]


位置が多少ずれても問題ない場合や薄手の生地に取り付けるときはマルチプライヤ本来の方法を採用することもあります。付属のゴムは、使い初めの頃に挟んだりちぎったりでボロボロになってしまったので、先日日本へ帰省中に新調しました。オンラインショップではインターネットの糸屋さん『ボビン』キンカ堂(楽天)で取扱があります。

【関連リンク】
リングスナップの固さ調整 : (当ブログ内)
河口オフィシャルサイトマルチプライヤのページありました
   └ プリントできる布用のテンプレートなどもありました
プラスチックハンマーを使う方法 : 【USAKOの洋裁工房】内Q&Aコーナーより
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Tシャツの襟アレンジ(ねじりつけ)

ハイネックねじりつけ
■ Tシャツ[100,長袖/ハイネック](RickRack)
├ ネップ入りニット[ライトグレー](RickRack)
└ 制作:2007年4月中旬 着用:1歳9ヶ月(89cm/13kg)~

ネップの入った雰囲気のある生地だったので、ネック部分もピシっとさせずにソフトに仕上げました。やわらかい生地だったのでほどよく「くしゅ」っとなりました。

【ねじりつけ】
  • ハイネック用襟パーツをパターンより2cm長く裁断

  • 輪に縫ったあと半分に折るとき、縫い目を合わせずに、1.5cmずらす

  • そのずらした状態のまま身頃に縫いつける

ポケットは7.5cm角のものを追加しました


襟バリエーション覚書
  • Tシャツ襟
  • ハイネック、タートルネック

  • ウィングカラー
  • Vネック
  • スクエアネック

  • パイピング/バインディング

  • +レース、リックラックテープ

  • 巻ロック(レタスエッジ)、ピコ
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ロックミシン糸調子:布端からルーパー糸が浮く?

ロックミシン糸調子インターネットを検索していてよく見かけるロックミシンに関する質問「布端から(ルーパー)糸が浮く」という現象[画像1](理想的には「布端から1ミリ以内」だそうです)の対処法についてまとめてみようと思います。

私が使っているロックミシンはジューキの baby lock KM504(ムキロック、購入元はミシンランドさん)です。衣縫人の安全装置付BL57をベースにした機種です。


  • 画像[1] : 標準的な糸調子(左針・右針・上ルーパー・下ルーパー、全て「4」)、差動なし(レバー位置「N」)で縫ったときに「布端から糸が浮いている」状態。
  • 画像[2] : [1]と同じ糸調子で差動をかけ(レバー位置「1.3」)縮め縫いしたもの。幾分糸がおさまっているけれど、まだ浮いている。
  • 画像[3] : 糸調子を(左針[4.5]・右針[4.5]・上ルーパー[6]・下ルーパー[6])、差動レバーを「1.3」にして縫ったもの。かなり布端に添っている。
  • 画像[4] : [3]の裏側。

チェック項目
・押さえが下がっているか
・糸かけ正しいか/かけるときに押さえをあげているか
・縫うときに布が逃げていないか(逃げないように手で押さえているか)

具体的対処法
糸調子で調整
糸調子が緩いと糸が浮くので、上下ルーパーの糸調子を強めてみる。まず下ルーパーを強め、それでも整わない場合上ルーパーを強める。
強めるときは都度様子を見ながら小刻みに(例:ダイアルの数値を0.5づつ増やす)。

差動で調整 ※ニット生地など伸びる生地の場合/自動糸調子機種の場合
伸びる生地の場合、縫いながら伸び、縫った後その伸びが戻ることで糸が余り浮いて見えるので、差動をかけ「生地を縮めながら」縫う。

かがり幅で調整
かがり幅が生地に合わず広すぎる場合に糸が浮くので、メス位置をずらす等してかがり幅を狭くする。薄地は狭く、厚地は広く、が原則。

その他
・糸調子のお皿部分を掃除(はぎれを挟んで擦る等)
・針を交換する
・糸の通るところ(アンテナ等)にゴミやひっかかりがないか確認する
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飾り縫い(ファゴティング)で端始末

ファゴティング
  ・ロックミシンで端始末→直線ミシンでステッチ
  ・ロックミシンで裾引き押えをつかってまつり縫い
  ・巻きロック
  ・パイピング、バインダー始末
  ・リブ、カフス処理
  ・(三つ折、二つ折後)ジグザグミシン
  ・ロックミシンで屏風だたみ縫い
  ・カバーステッチ(フラットロック)
  ・二本針ステッチ

ニットソーイングの端始末(裾、袖口などの処理)というと上記のように色々な方法がありますが、今回カバーステッチ推奨のパターンを縫製するにあたり(フラットロックミシンも二本針も持っていないので)何か方法はないかとミシンの説明書をみていて、目にとまったのが「ファゴティング(飾り縫い)」ステッチでした。本来ファゴティング(fagoting)とは布地の端を、間隔をあけて向かい合わせ、その間をつなぎ合わせてかがることのようですが、ジグザグ同様ある程度の幅を縫え、見た目はジグザグよりかわいい?ので、縫いしろ始末にも使えるのではないかと思いついた次第です。

ファゴティングステッチGIFファゴティング使用ミシン:ブラザー【ミモレ】L型
使用ステッチ:ファゴティング(飾りぬい)
使用糸:上糸=レジロン、下糸=ウーリー

薄くてよく伸びる生地だったので、前処理として縫代は「くもの巣シート」をテープ状にカットしたもの(ダイナックテープ代わり)でアイロン接着しました。それでもまだ布送りに不安が残ったので、紙(コピー用紙)をかませて縫うことにしました(紙を縫うと針先は痛むそうですが・・・)。紙の端をステッチの中間にあわせ[画像下左]ステッチの左半分だけ紙にかかるように縫うことで、紙を取り除く手間を半減しました。縫い目に沿ってペリペリはがし[画像下中]残った分はピンセットでちぎりながらつまみ出しました。下糸はウーリーを使ったので裏側[画像下右]の縫い目は見難い(目立たない)ですが、ちゃんと布端を押さえ込んでいます。

仕上がり具合、結構イメージどおりで満足しているのですが(伸縮性も保たれています)、紙を取り除くのが結構手間でした。次回は紙の使用はやめて別の方法を考えようと思います。ステッチ用など存在感のある糸を使っても面白いかもしれません。


【2008.08.28.追記】
その後上送り押さえ(ウォーキングフット/キルティングメイト、等)を用いると紙を挟まなくてもきれいにステッチ可能と判明いたしました。大人服でも活用しています。


【ファゴティングステッチ搭載のミシン例】
左から JUKI HZL-T470、ブラザー BC6000、ジャノメ モナーゼ E4000。

JUKI HZL-T470 (ミシン王国)    ブラザー BC6000 (創作工房)    ジャノメ モナーゼ E4000 (ミシンのオズ)
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