Arun's note

子供服を中心としたソーイングライフログ

ロックミシン糸調子:布端からルーパー糸が浮く?

ロックミシン糸調子インターネットを検索していてよく見かけるロックミシンに関する質問「布端から(ルーパー)糸が浮く」という現象[画像1](理想的には「布端から1ミリ以内」だそうです)の対処法についてまとめてみようと思います。

私が使っているロックミシンはジューキの baby lock KM504(ムキロック、購入元はミシンランドさん)です。衣縫人の安全装置付BL57をベースにした機種です。


  • 画像[1] : 標準的な糸調子(左針・右針・上ルーパー・下ルーパー、全て「4」)、差動なし(レバー位置「N」)で縫ったときに「布端から糸が浮いている」状態。
  • 画像[2] : [1]と同じ糸調子で差動をかけ(レバー位置「1.3」)縮め縫いしたもの。幾分糸がおさまっているけれど、まだ浮いている。
  • 画像[3] : 糸調子を(左針[4.5]・右針[4.5]・上ルーパー[6]・下ルーパー[6])、差動レバーを「1.3」にして縫ったもの。かなり布端に添っている。
  • 画像[4] : [3]の裏側。

チェック項目
・押さえが下がっているか
・糸かけ正しいか/かけるときに押さえをあげているか
・縫うときに布が逃げていないか(逃げないように手で押さえているか)

具体的対処法
糸調子で調整
糸調子が緩いと糸が浮くので、上下ルーパーの糸調子を強めてみる。まず下ルーパーを強め、それでも整わない場合上ルーパーを強める。
強めるときは都度様子を見ながら小刻みに(例:ダイアルの数値を0.5づつ増やす)。

差動で調整 ※ニット生地など伸びる生地の場合/自動糸調子機種の場合
伸びる生地の場合、縫いながら伸び、縫った後その伸びが戻ることで糸が余り浮いて見えるので、差動をかけ「生地を縮めながら」縫う。

かがり幅で調整
かがり幅が生地に合わず広すぎる場合に糸が浮くので、メス位置をずらす等してかがり幅を狭くする。薄地は狭く、厚地は広く、が原則。

その他
・糸調子のお皿部分を掃除(はぎれを挟んで擦る等)
・針を交換する
・糸の通るところ(アンテナ等)にゴミやひっかかりがないか確認する
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[トップ] 親子のレイヤードスモック (フィットパターンSUN)

ダブルコットンプルオーバー
親子のレイヤードスモック(フィットパターンSUN:4723)
├ Wコットン[ベージュクレープ、ナチュラルクレープ]
├ 綿レース(ユザワヤ)
├ 制作:2007年3月中旬
└ 着用:1歳8か月(87.5cm/12.5kg)~

昨年実家へ帰省中、近くのユザワヤまで買出しにいき、レジに並んでいたときふと目にとまって購入してしまったパターンです。冷静に考えると自分がスモックを着るとは思えませんが、記念(?)に親子ペアを縫ってみました。生地は色違いの格子柄ダブルコットン。太目の糸で荒めに織ってあるダブルガーゼ、というような雰囲気のやわらかい布。生地に合う色違いのレースを探すのが意外に大変でした。
パターンは親子ペアでほとんど同じ造りでした。肩と前身頃の切替部分に少しギャザーが入り、裾や首周りのレースは縫代を折り曲げたところに端処理をかねて縫い付ける仕様。サイズはキッズが2~5歳(88~116cm)、レディスが150~170cmに対応しています。

懸念通りレディスはマタニティ的仕上がりに。キッズも少しお腹周りに余裕があるシルエットに思えますが、そのおかげで布帛のプルオーバーとしてはかなり着せやすいです。ちょっと肌寒いときなどに重宝しています。
このスモックを完成させたときには合わせるカットソーやボトムがありませんでした。普段柄物ばかり縫っていることに気が付き、慌てて無地の上下を作りました。それらについてはまたあらためて。
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飾り縫い(ファゴティング)で端始末

ファゴティング
  ・ロックミシンで端始末→直線ミシンでステッチ
  ・ロックミシンで裾引き押えをつかってまつり縫い
  ・巻きロック
  ・パイピング、バインダー始末
  ・リブ、カフス処理
  ・(三つ折、二つ折後)ジグザグミシン
  ・ロックミシンで屏風だたみ縫い
  ・カバーステッチ(フラットロック)
  ・二本針ステッチ

ニットソーイングの端始末(裾、袖口などの処理)というと上記のように色々な方法がありますが、今回カバーステッチ推奨のパターンを縫製するにあたり(フラットロックミシンも二本針も持っていないので)何か方法はないかとミシンの説明書をみていて、目にとまったのが「ファゴティング(飾り縫い)」ステッチでした。本来ファゴティング(fagoting)とは布地の端を、間隔をあけて向かい合わせ、その間をつなぎ合わせてかがることのようですが、ジグザグ同様ある程度の幅を縫え、見た目はジグザグよりかわいい?ので、縫いしろ始末にも使えるのではないかと思いついた次第です。

ファゴティングステッチGIFファゴティング使用ミシン:ブラザー【ミモレ】L型
使用ステッチ:ファゴティング(飾りぬい)
使用糸:上糸=レジロン、下糸=ウーリー

薄くてよく伸びる生地だったので、前処理として縫代は「くもの巣シート」をテープ状にカットしたもの(ダイナックテープ代わり)でアイロン接着しました。それでもまだ布送りに不安が残ったので、紙(コピー用紙)をかませて縫うことにしました(紙を縫うと針先は痛むそうですが・・・)。紙の端をステッチの中間にあわせ[画像下左]ステッチの左半分だけ紙にかかるように縫うことで、紙を取り除く手間を半減しました。縫い目に沿ってペリペリはがし[画像下中]残った分はピンセットでちぎりながらつまみ出しました。下糸はウーリーを使ったので裏側[画像下右]の縫い目は見難い(目立たない)ですが、ちゃんと布端を押さえ込んでいます。

仕上がり具合、結構イメージどおりで満足しているのですが(伸縮性も保たれています)、紙を取り除くのが結構手間でした。次回は紙の使用はやめて別の方法を考えようと思います。ステッチ用など存在感のある糸を使っても面白いかもしれません。


【2008.08.28.追記】
その後上送り押さえ(ウォーキングフット/キルティングメイト、等)を用いると紙を挟まなくてもきれいにステッチ可能と判明いたしました。大人服でも活用しています。


【ファゴティングステッチ搭載のミシン例】
左から JUKI HZL-T470、ブラザー BC6000、ジャノメ モナーゼ E4000。

JUKI HZL-T470 (ミシン王国)    ブラザー BC6000 (創作工房)    ジャノメ モナーゼ E4000 (ミシンのオズ)
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[雑誌:北欧] OTTOBRE design

OTTOBRE 表紙
OTTOBRE design(バックナンバー6冊)
2007年1月下旬オンライン注文
2007年2月下旬~3月上旬到着

北欧(フィンランド)発のベビー&キッズパターン雑誌 『OTTOBRE design』 を購入しました。インターネットで注文後、到着まで1ヶ月。デザインも生地使いも新鮮です。

本体は全68ページ(表紙を含む)。毎号40前後のパターンが紹介され、全てのデザインについての着用写真がカラーで&簡単な作り方説明がモノクロで収録されています。収録されているパターンはベビー~キッズ~ティーン用、号によっては親子ペアもありました。サイズ展開が6センチ刻みで、例えばベビーだと身長「56・ 62・68・74・80・86」センチ用が載っています。キッズは92~122、ティーンは128~170(!)です。デザインによっては自分用にもできそう・・・ 付属の実物大パターンは新聞折込カラー広告(しっかり目光沢あり)のような紙質。デザイン毎に違う色でラインがひかれています。サイズ展開が細かいぶん、ラインが混み混み。目がちょっとチカチカします。
雑誌は季刊で、現在2・4・8・10月に発行されています。オランダ語、スウェーデン語、ドイツ語、英語に翻訳され、北欧以外では欧州各国の他、アメリカ、カナダ、オーストラリアでも出版されているようです。

各号の内容はネットで見れます。OTTOBREのトップページ下部に並んでいる画像が各号の表紙で、それをクリックすると別ウィンドウがポップアップ表示され、右側の表紙画像か左側の項目名をクリックすると中身を見れます(なんて太っ腹!写真を見ているだけで楽しいです♪)。「all designs」はその号に収録されているパターンイラストが見開き2ページにまとめられたものです。過去2000年発売のものまでさかのぼって閲覧することができます。
トップページ右側のメニュー Print for free では無料パターンのダウンロードができます。ワッペンのデザインなどが主ですが、過去にさかのぼると帽子やバッグ、タンクトップ、おむつカバー、クマのガラガラ・・・等もあります。

OTTOBRE 中身写真左のクマさんラグ!一目惚れしてしまったので、さっそくパターンを写しました。見た目がシンプルな割には凝ったつくりのパターンも多く、例えば写真右側のセットアップ、パンツは前あき(後ろゴム)、後ろ切替あり、ポケット前後で4つ、と既製品並。コーデュロイジャケットは総裏。いつも色々はしょって縫製している私ですが、これからはディテールを大切にした服も少しづつ増やしていきたい、と思わせてくれる雑誌です。

[おまけリンク:OTTOBRE関係オンライン布地ショップ]
日本ではみかけないデザイン、ヨーロッパっぽい配色など、かわいい&楽しいです。
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